電力使用量がもっとも多い時間帯に使用する電力を減らすことをピークカットという。昼間に家電のスイッチを切ったり、自宅に太陽光発電設備を設置して電力の購入量を減らしたりすれば電力をピークカットできる。
使用電力がもっとも少ない夜間に電力を購入して蓄電池に貯め、それを使用電力の多い時間帯に使ってもピークカットに繋げられる。電気代の基本料金は「直近1年間で最も電気を使用した時間帯(30分間)の電気使用量」で決まるため、ピークカットによって使用電力の最大値を下げれば、電気代の基本料金を下げられる。
発電量がパワーコンディショナーの容量を超えた場合、超過分の電気は売電できずに捨てられる。これをピークカットという。過積載を行った場合に発生するケースが多い。蓄電池を併用すれば超過した電力を貯められるので、無駄なく電気を使用できる。