「Zero Energy House(ゼロ・エネルギー・ハウス)」の略。
太陽光発電などの再生可能エネルギーを除いた「エネルギー消費量の収支ゼロ」を目指した住宅を指す。
具体的には、
・断熱材や断熱窓を導入し、住宅の外皮(窓や壁、屋根など)の断熱性能(UA値)を上げている。
・HEMSや省エネ家電などを導入し、20%以上の省エネルギーを実現している。
・太陽光発電などの再生可能エネルギーを使って「電力の自給自足」を行っている。
上記「断熱性」「省エネ」「創エネ」の3点を行う住宅をZEHという。
基準によって、ZEH oriented(ゼッチ・オリエンティド)、Nearly ZEH(ニアリー・ゼッチ)、ZEH(ゼッチ)、Nearly ZEH+(ニアリー・ゼッチ・プラス)、ZEH+(ゼッチ・プラス)という5つのタイプに分類される。
マンションについては、ZEH-M(ゼッチ・エム)、Nearly ZEH-M(ニアリー・ゼッチ・エム)、ZEH-M Ready(ゼッチ・エム・レディー)、ZEH-M Oriented(ゼッチ・エム・オリエンティド)という4タイプに分けられている。それぞれのタイプに応じた補助金制度がある。